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第86回『平成紅梅亭』~マクラといい、ネタといい円楽師匠に唸ってしまった!!!  【2013/03/27】 上方落語会 ええわ~~~


今回の平成紅梅亭は、“東西特選落語会"と題し
上方、江戸を代表する東西の噺家さんの落語でしたね。


演目 
■ 桂吉弥 「悋気の独楽(りんきのこま)」
 ※悋気=やきもちを焼く心、ジェラシーですね。

『悋気』のお話ですので、“めかけ”、“てかけ”、
“愛人”、“二号さん”などのお話で・・・・・

東京では、“目かけ”、関西では“手かけ”といいますね。
関西の方が具体的ですな(笑)
をマクラに本題へ。

やきもち焼きのご寮はんは、旦はんの怪しい行動に、
これは女のところだと目星を付け、定吉から聞き出すことになる。

調子にのった定吉はペラペラと話だし、
うっかり袖から独楽を落としてしまいます。
その独楽遊びとやらをご寮はんに尋ねられると・・・

3つの独楽(こま)を、旦はん、ご寮はん、おめかけはんとし、
同時に廻して旦はんの独楽が当たった方に泊ることにする遊び。
しかし、旦はんの独楽はおめかけはんの方へ寄っていきます・・・
カチン!

旦はんも独楽も・・・・・どちらも何かが狂ったようですね(笑)
さて何でしょう?

吉弥さんらしく、上品なやきもちでした♪


■ 春風亭昇太 「二番煎じ」

続きましてはお江戸からの登場で、笑点でお馴染みの昇太さん。

出囃子はなんとテネシー生まれの快男児であった
“デイビークロケット"です!
こんな出囃子で登場される噺家さんはいないですよね~

マクラはまったく関係ないオリンピックの話(笑)

「二番煎じ」は上方の演目です。
ちなみにわたしの大好きな桂宗助はんの芸名は、
この噺の登場人物が由来で、
米朝師匠の奥さまが提案したのじゃなかったかな。。。。。

とっても昇太さんらしいネタで楽しかったですね。
猪鍋をあれほど美味しそうに食べるところは見どころです。

酒と猪鍋で盛り上がってるところに、見回りの役人が。
猪鍋を隠すために、とっさに上から座るハメになります。

猪鍋の出汁が、フンドシに染みてゆくではあ~りませんか(笑)
このクダリは昇太さんのくすぐりで、面白い!!(笑)


■ 三遊亭円楽 「長命」

“笑点"と言えばこの方、六代目三遊亭円楽師匠が中トリです。

“笑点"では、林家木久扇師匠につぐ古参ですね。
若さとスマートさとお洒落なところは、かなわないな~

マクラで

老いは汚れである。
ネクタイを締めなくていい。歯を磨くことはどうでもいい。
行くとこない。一日中パジャマ。そのパジャマを着て1週間。
当然、お風呂に入ってない・・・・・

【幾つ何十になっても、自分の居場所があって、
その居場所が社会と接点があって、やることがある】

やることがあるためには出かける。
出かけるために、お洒落をしようする気持ちが大切。

恋をしよう。
落語会・芝居・コンサート・映画・ウォーキング・ファッション・
グルメ・人間ウォッチングなどにいっぱい恋をすればいいと。

円楽師匠、ええ話されまんな。
つい引き込まれてしまいました\(^-^)//""


そして艶笑噺である『長命』へ

3人の養子さんがゲソッ~~~とする顔つきに・・・・・
そして死んじゃう。

過ぎるとこうなるのか、と男の立場で見惚れてました(笑)
・・・・・絶倫美人女性には、みなさん気いつけーや~(笑)

既婚者ならうなずける艶笑噺で師匠の話はすっごく楽しかった。
そして、上手い!!!

会場のお嬢さまたち(昔は)もニヤリの連続で
バカ受け大爆笑だったでしょうね。
このエッチたち!!!(笑)

サゲは自分の嫁を見て、「わいは長命や・・・・・」

『短命』の別名が『長命』で、江戸の噺家さんはよく使われますね。


ー 中入り -


■ 桂ざこば 「文七元結(ぶんしちもっとい)」

トリは上方のおっ師匠はん、桂ざこば師匠です。
今年で芸歴50周年になるんですね。

新世界の寄席小屋『動楽亭』の席亭でありまする。
よくぞ『動楽亭』を作っていただきまして、ありがとうございます。

この『動楽亭』は大ヒットだと思います。
上方落語の行く末は安泰ですよ!!

ネタが長いので、マクラの「呑む・打つ・買う」をそこそこに
「文七元結」へ

ざこば師匠は人情噺に完全に重きを置いていますね。
といいますか、はまってはりますわ(笑)
もともと、涙もろいお方ですからね~

息子の取り持ちで夫婦が復縁を果たす「子は鎹(かすがい)」
・・・・・ええ話やね~

思い悩む泥棒の姿を描いた「一文笛」
・・・・・正直いいまして、あまり好きではないんですよ。

この「文七元結」は歌舞伎でも演じられている名作人情噺ですよね。

江戸落語なので、舞台を大阪に置き換え、
吉原を新町に変えたりしています。

そして、ざこば師匠の気持ちや思いを主人公の長兵衛に乗り移り、
演るところは感動しました!!

いやいや、やっぱり人情噺がめちゃ上手いです!!


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『扇町寄席:2013年1月』~おうちで落語!  【2013/01/16】 上方落語会 ええわ~~~
今年は「おうちでシリーズ」が増えそうやわ(笑)


1/13(日)11:00~扇町寄席
場所:おうち  木戸銭:ただ(笑)

月亭 八天    「粗忽長屋(そこつながや)」

  - 中入り -

桂 米團治    「七段目(しちだんめ)」



月亭八方さんの2番弟子である月亭八天さんが今年3月に
「七代目月亭文都」を襲名することになりました。

113年ぶりの復活だそうです。

襲名披露公演は3月19日のなんばグランド花月からスタートしますよ!

八天さんは月亭一門ではめずらしい正当派ですもんね。
100以上の古典ネタをお持ちとは、すばらしいわ!!

聴いてみましょう。

50歳になると体中がボロボロになってくる。

歯が痛くて治療にいけど、永久歯なので抜くしかない。
あっちの歯をよいしょ!こっちの歯もよいしょ!何本か抜かれる。

「歯 なしか これがほんとの噺家」(笑)

入れ歯とコンタクトをしている。
寝る前に、歯を外して目を外す。

ハメを外す人生になりました(笑)

これをマクラに古典落語の「粗忽長屋」へ

八つぁんが浅草の観音さまにお参りしたとき、
行き倒れに出会い、てっきり熊だと思い込む。

長屋へ帰り、熊を連れてくる。
死骸に接した熊は、抱き上げて眺めていたが
「抱かれているのは確かに俺なんだが、
抱いてる俺は一体誰だろう?」

このサゲは、“まぬけ落ち”とよばれるものですが、
見事に落とした八天さんは流石ですね。


中入り後、米團治さん

米朝師匠の話しです。

87歳になりますが虫歯が1本もありません、総入れ歯です(笑)

カレーやステーキが好物でばくばく食います。
酒もがんがん呑みます。

がんがん呑んで、「こうなったら、居成るぞー!!」と言いよります。
自分の家、やっちゅうの(笑)

そんなこんなで、米團治さん得意ネタの「七段目」へ

芝居見物に入れ込んだ若旦那が旦那さんから叱られる話しです。
セリフが大仰な歌舞伎の口調で返答したり、
仮名手本忠臣蔵の七段目を若旦那と丁稚が芝居の真似をしたり。

相変わらず、上方特有のハメモノを多用する芝居噺を
体全体で表現する所作は、見ていて飽きませんね。

やっぱ、本領発揮のネタでんな!!!

サゲをほとんどの噺家さんが
「天辺から落ちたのか」
「いいえ七段目です」と落とすのに、米團治さんは


「七段目で落ちたのか」
「いいえ、天辺から落ちました」

と逆に落としてましたね。おもしろい♪


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龍谷大学第91回創立記念降誕会 降誕会寄席~松喬師匠いいな~!  【2012/06/08】 上方落語会 ええわ~~~

5/20(日)15:00~ 降誕会寄席
六代目 笑福亭 松喬 独演会

場所:龍谷大学深草学舎 顕真館


笑福亭 松喬(しょきょう)  「花筏」

ー 中入り -

笑福亭 松喬(しょきょう)  「お文さん」


龍谷大学降誕会のイベントとして、笑福亭松喬師匠の独演会がありました!

松喬師匠はNHKの「日本の話芸」で見たことはありますが、
生の高座は初めてになります。

現在闘病中ながら元気なお姿で登場です!

マクラでは日本芸能と佛教の話でした。

多くの宗教でメロディーや抑揚をつけて教えを説いてますね。
仏教にも節をつけて仏法を語る技法がありました。
能・狂言から、浄瑠璃や歌舞伎、落語や講談、演歌の小節(こぶし)に至るまで、
その基盤には仏教文化があるそうです。

江戸時代の興行神社仏閣の建立や修復のための資金集めが目的で
勧進相撲が盛んになったから「花筏」へ

勘当と言われて明日の花筏との取組みを断念しようとする千鳥ケ浜。
だが・・・・・サゲが面白いですね。
「南無阿弥陀仏」の一言でどんでん返しが起きるなんて(笑)

笑いの少ない噺だと師匠も言ってましたね(笑)
ところが師匠にかかれば、なんのなんの楽しかったですよ!

中入り後、落語の歴史を。

京都の誓願寺五十五世住職、安楽庵策伝上人。

策伝和尚は笑い話が好きで、説法にも笑いを取り入れ
衆生に仏教の教えを説いていましたが
その笑い話を書物にまとめたのが「醒睡笑(せいすいしょう)」

その京都から落語が始まり、大阪で育ち、江戸へ流れる。

当初の落語は、江戸では木戸銭を先に払うのに対して、
上方は聴いたあとで楽しかったら木戸銭を払ったんだそうです。
つまり、人を笑わせて“なんぼ”・・・・・力が入ったんや!!(笑)

西本願寺(浄土真宗本願寺派)では教典のことを「御文書」と呼ぶのに対して
東本願寺(大谷派)では教典のことを「お文さん」と呼ぶ。

から、「お文さん」へ

船場の酒屋に赤ん坊を抱いた男が酒を買いに来て、
うまく言って赤ん坊を残して姿を消してしまう。
のちに、捨て子と分かってしまう。
若旦那夫婦は子宝に恵まれず、養子として育てることになる。

ところが、大変な裏事情があって、みな大騒ぎ。

師匠は丁稚の定吉に重きを置いた語り口やね。
いかにもアホそうな丁稚の雰囲気が出ていました(笑)

それと本妻・妾・女中と三者三様の演じ分けもなかなかのものでした。

繊細かつ味のある芸を堪能いたしました。

さすが、じっくり聞かせる実力派 六代目 松喬師匠!!!

上方を代表する名人ですね。

◆ 歩数         13825歩
◆ 距離          8.3km






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吹田 さんくす寄席~'11 11/13  【2011/11/20】 上方落語会 ええわ~~~

11/13(日)14:00~ 吹田 さんくす寄席
さんくす一番館4F さんくすホール 木戸銭:当日券1000円
※(開催日:2月・4月・6月及び7月・9月・11月の第2日曜日)

桂 小鯛     「動物園」
桂 米紫     「真田小僧」
林家 花丸    「月宮殿星の都」
桂 雀松     「胴乱の幸助」


☆ ねたのたね ☆彡に載ってない落語会です。
山ちゃんに教えていただいたんですよね。山ちゃん、ありがとね♪

今回はマンションのワイワイクラブの仲間との落語会です。
オオちゃん・ハマちゃん・イシちゃん・ウラちゃん・わたしの5人です。
ミナちゃんは先約があり、「残念(泣)」と・・・・・急だったもんね。

おっと!山ちゃん夫妻も来ていらっしゃいました。
久しぶりの再会やね。いい職場が見つかって良かった良かった。。。

小鯛さんは前座ネタの「動物園」を。
着ぐるみを着るところは、もっとオーバーでも良かったかな。

「真田小僧」って、江戸落語ですよね。初めて聴くネタです。
子どもを扱ったネタやね。
うう~ん、米紫さんの顔の表現が大げさ過ぎて、噺に入り込めないのよね。

すっかり宝塚ファンになった花丸さん。
「先月は10回見に行きました」(笑)
マクラで宝塚歌劇団のように、落語会の演者を初めに紹介すればいいと
披露しはりました・・・・・おもろい(笑)

この「月宮殿星の都」もお初になります。
林家のご先祖様「蘭丸」が残した噺だそうです。
地獄が舞台の「地獄八景亡者戯」に対して、天国を舞台にした噺やね。
宝塚歌劇団をもじった天の川歌劇団や週刊明星にネットオークションなど
ギャグのオンパレードでした(笑)

このノリは花丸さんにピッタリやね(笑)

「胴乱の幸助」ですので、
文楽(人形浄瑠璃の総称)の話を聞かせていただきました。

酒をただで呑ませてくれるくだりで、
花丸さんの前段のネタをいじるところは傑作(笑)

喧嘩の仲裁が趣味という幸助さんの話ですね。
・・・・・浄瑠璃の稽古屋から聴こえてきた問答が、本当の揉め事だと思い
桂川連理柵=お半長が分からず(笑)、京都まで行っちゃう幸助さん(笑)

このようなことに疎い幸助さんなんだけど、
一本気な幸助さんの気持ちの変化の様子がよく見て取れました。
流石は雀松さん、上手い!!

やはり、花丸さん&雀松さんが良かったと
ワイワイクラブの仲間の声が上がっていましたね。

今日のさんくすホールは暑すぎ、
スタッフの皆さま、空調の調整をお願いしま~す!



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落語と映画の会「G&G」~これくらいの箱がちょうどいい!!  【2011/06/22】 上方落語会 ええわ~~~



6/18(土)(第一部昼席)14:00~
寺西家~町家にて(地下鉄昭和町・文の里すぐ)

桂 雀太    『替り目』
桂 雀太    『夢の革財布』

(中入)

映画「G&G」 上映

映画「G&G」の前に雀太さんが二席うってくれはりました。

「G&G」の上映会にちなんで、お酒にまつわるネタの『替り目』と
『夢の革財布』を選んでくれるなんて、おつなもんでんな!

笑うと白血球の一種であるナチュラルキラー細胞の活動が活発化するそうな。
だから、一日中笑うポジティブ思考だと健康にいい。

ポジティブ・・・・目元が下がり、口角は上がる。顔の表情が○になる。
ネガティブ・・・・目元が上がり、口角は下がる。顔の表情が×になる。

なるほどやね!(^^)!
でも、一日中笑っていると、他人から見ると病気やと思われる(笑)

酔っ払いの小咄なんかを・・・・・

居酒屋で一人で呑んでいた客同士の会話。
「あんさん、ここでちょくちょく見かけまっけど、家近いんでっか?」
「あんさんも、よー見かけまんな。あたいは、そこの郵便局を左に曲がったたばこ屋の向こう三軒目でんねん」
「そんなことないやろ!そこはわたいのウチやで!」
「なにいうてんねん!それはオレのウチや!」
「ちゃう!・・・・・!」
「なんでやねん!・・・・・!」

二人の言ってることに間違いはない・・・・・親子やから(笑)

酒にまつわるマクラを幾つかフッて「替り目」へ。

一人で手酌を始めるときの一升瓶の注ぎ方は音入りで上手やったで~

おでんを買いに行かせたカカ(嫁はん)のいぬ間、
カカに感謝するくだり「カカ~、堪忍してくれよ~」とおいおい泣いていると
両手でおおった手の隙間から向こうを見ると
カカはおでんを買いに行かずに聞いていた・・・・・ええ噺やね~

後半にうどん屋さんが出てくるクダリは省略されてましたね。

ええなぁ~、人情噺のようで雀太さんの感情移入に引き込まれる。
大袈裟に泣くとこなんか、めちゃ良かったわ~
間合いが心地よすぎる。。。

つづいて「夢の革財布」
これは夫婦愛を描いた江戸落語の名作「芝浜」(人情噺)を、
小佐田定雄さんが上方版にアレンジしたものですね。
ハメモノ入りなら、なおのこと賑やかだったでしょうねぇ~

サゲは「やっぱりやめとこ、夢になるといかん」

「財布拾ってきたときもそやった。よう騙してくれはった」
には涙が出そうになったわ。。。

師匠である雀さんの演る賑やかな夫婦と違い、
しっとりとした趣のそれであったんはそれはそれで、また楽し!(^^)!

中入後、「G&G」の上映です。


落語作家・小佐田定雄さん作の桂雀三郎さんのネタ
「G&G」を元に作られた短編映画「G&G」

大阪芸術大学の松井公一さんが監督。

近鉄河堀口に実在する串カツ屋をモデルに、人情あり笑いありのドタバタ劇。

主人公は雀さん・・・・・売れない落語家。
オカマの染二さん。
蟷螂襲さん、重定礼子さん、野本有流さん、三井雅弘さん。
弟子の雀喜さん、雀太さん。

破天荒な初老の男が過去を背負い精一杯生きる
との謳い文句ですが、どうなんでしょうかね。。。
ちと期待していただけに、拍子抜けの感がありました。
38分と短い映画・・・・・難しいかな。。。

でも、エンドに売れない落語家の女房を登場させたのはGood(^.^)!



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テーマ:落語 - ジャンル:お笑い

『上方落語のネタ帳』小佐田 定雄 (著)~読み応え十分の本!!  【2011/06/17】 上方落語会 ええわ~~~

先日、小佐田さんが『上方落語のネタ帳』(PHP研究所 1470円)
という本を出版されました。

落語には、ご隠居のセリフや親旦那のお説教に、歴史や文化・風俗・芝居などの
雑学や生活の知恵、人生訓が詰まってますもんね。

この本は上方落語の人気演目である108つのネタのあらすじに加え、
それぞれのネタについての豆知識や裏話に名ゼリフ、楽屋や放送、
本で仕入れた芸談なども紹介されている読み応え十分の本ですわ。


「こんなん大阪で流行ってまんねん」「夜とともに意見をします」
「偽者は『本家』と書いたあります」など、
ちょっと洒落た会話で使えそうなフレーズもたくさん!!


例えば『短命』のネタでいえば・・・・・
とてもライトなお色気噺。

3人の養子さんがゲソッ~~~とする顔つきに・・・・・そして死んじゃう。
過ぎるとこうなるのかと(笑)
・・・・・絶倫美人女性には、みなさん気いつけーや~(笑)

ニヤニヤの連続の艶笑噺ですっごく楽しいですよね。

サゲは自分の嫁を見て、「わいは長命や(;一_一)」

しつこく演じて汚く感じさせたらいけない噺やね。
「ニコニコと嬉しそうに演ってはるのを拝見して、
こういう風に演じたら、いやらしさがなくなるんやなあと思いました」
と、枝雀師が証言したというウラ話。

聴かせるセリフ・・・・・「ちょっと嬉しい」

二度目の旦那が死んだとき、悔やみで「二度あることは三度ある」
と言って叱られた喜六が、
三人目の旦那の訃報に接して、
「わたいの言うた通りになって・・・・・ちょっと嬉しい」
と小首を傾けてかわいく言い放つのは雀松師独特の演出だそうな。

雀松さんの『短命』を聴きたくなったわ(笑)


本書を片手に高座を鑑賞すれば、さらに楽しみは深まりますよ!!
ちなみに、アマゾンで購入。届くの早いし、送料無料やもんね!(^^)!


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テーマ:落語 - ジャンル:お笑い

動楽亭 桂米朝一門 昼席~'11 5月席  【2011/05/02】 上方落語会 ええわ~~~


5/2(土)14:00~ 動楽亭
アクセス…地下鉄御堂筋線/堺筋線「動物園前駅」1番出口すぐ。
コンビニampm横の階段から2階へあがる。


桂 鞠輔(まりすけ)「子ほめ」~“開演前勉強中”

桂 鯛蔵      「つる」
桂 まん我     「煮売屋」
桂 米輔      「花色木綿」
桂 雀松      「天神山」

ー 中入り -

桂 よね吉     「商売根問(しょうばいねどい)」
桂 あさ吉     「抜け雀」


開演前に若い落語家が“勉強中”として噺を披露するんですね。
女性の噺家である鞠輔さんが開演前に「子ほめ」を。
“勉強中”なので仕方ありませんが、表情が硬いかな。
そりゃそうやね、ネタを間違えないように話すだけでも精いっぱいやもんね。

都師匠や三扇さんのように成れるよう(笑)、頑張ってね!

トップは鯛蔵さんで「つる」
ううん、どんどん成長していきますね。安心して聴けました。

つづいてまん我さんの“東の旅 発端”から「煮売屋」です。
二本の小さな拍子木を持って、叩き分けながらしゃべり出して欲しかったな。
なぜ、しなかったんだろう?もっと軽快な喜六と清八のやりとりになるのに。。。

米輔さんは「花色木綿」を。
“裏が花色木綿”が何回も出てくるお噺ですが、
リズミカルさが足りないのは、カミ過ぎかもね。

中トリは雀松さんで「天神山」を披露。
しゃれこうべから嫁はん祈願、狐にも嫁はんを祈願して・・・・・
テンポがいいですね、ひょうきんな表情もです!(笑)
『恋しくば 尋ね来てみよ 南なる 天神山の 森の中まで』
いやいや、雀松さんのしゃべりは最高やわ!!

中入り後は、よね吉さんの「商売根問」
よね吉さんは吉朝師匠入門の頃に稽古をつけてもらったという「商売根問」を。
「本当におバカネタ、くだらないネタです(笑)」と振っといて本題へ。
雀たちがアルコール分が大量に含まれている、
こぼれ梅ちゅう(味醂の粕)を食べて、酔うところが楽しいね~
♪チュチュンチュンチュン、チュチュンチュンチュン、チュチュンチュンチュン(笑)

動楽亭は若手の噺家にトリを務めさせようとしています。
何でも経験ですね。
そのトリを務めたのがあさ吉さん・・・・・お初になります。
演目の「抜け雀」も初めて聴きます。
マクラを聴いていると素人のように思えました。
だって、線が細くしどろもどろなんやもん(笑)
そうか!トリは初めてですね!
「抜け雀」・・・・・笑いが極端に少ないんですが、不思議な噺やな~
絵に描いた五羽の雀が紙から抜け出して、その絵の中に戻ってくる。
あさ吉さんに合ったネタかもしれませんね。


あらら、知らないうちに座椅子になってました・・・こりゃ、ありがたい!


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テーマ:落語 - ジャンル:お笑い

西山田地区公民館リニューアル記念落語会~吹田  【2011/04/04】 上方落語会 ええわ~~~

4/3(日)14:00~
 西山田地区公民館リニューアル記念落語会
 2階・・・・西山田地区公民館


尺八と琴四人の演奏 「さくら」「荒城の月」
桂 宗助       「くしゃみ講釈」

ー 中入り ー

桂 宗助       「佐々木裁き」


春のしらべを尺八と琴四人の演奏で和ませていただきました。
ここの公民館は響きがいいですね。綺麗なネイロです。

つづいては、お目当ての宗助はん。
講座(高座)に上がるときから、もちろん上がってからも威風堂々でありながら柔らかな様。
故枝雀師匠ではないですが、“緊張と緩和”でんな(笑)

2階の窓から釣糸をたらしてる人がいました。
道を通りかかった人が不思議に思い尋ねます。
「こんなところで釣れますか?」
「はい、あなたで3人目です」(笑)

ある奥さんがペットの犬を抱いてレストランに入ります。
「お客さんお客さん、こんなところに豚を連れて入ってもろたら困ります!」
「まあ失礼ね!これは犬よ!!」
「わたし、犬に言うたんですけどねぇ~」(笑)

ある旅館の一室で男がふたり。
「お前がこの世の中で一番べっぴんやと思う女の顔はどんなんや?」
「そやな~、鼻の下の長いおな子がべっぴんやな~」
「おまえもそうか、おれも鼻の下の長い女の顔がべっぴんやな~」
と話してると、仲居さんが襖を開けて
「おんそうれいりますぅ(恐れ入ります)・・・」(笑)← 想像してください(笑)

「落語なんぞこれの連続でんな」から「くしゃみ講釈」へ。

熱弁からくしゃみになる様子が手に取るように分かりました。
なんべんも連続して出てくるので、笑い過ぎて涙が止まりませんでした(大笑)

また講釈師の熱弁も宗助はんらしくて良かったなぁ~

中入り後、宗助はん。
マクラで禅問答のはなしを軽く振って「佐々木裁き」へ。

西町奉行の佐々木信濃守(しなののかみ)と、高田屋綱五郎のせがれ四郎吉とのやりとりや対比が面白かったですね。佐々木信濃守の性格もよく出ていましたが、可愛らしさの中に“とんち”がスーッときく四郎吉の子どもっぽさの見せ場を、楽しげに演じてましたね。宗助さんの演る子どもはかわいいですね。対比する佐々木信濃守の演技もお見事!!さすが落語以外に舞台で活躍する役者魂に、フンフン。
最後の佐々木信濃守の英断は後味がええな~

ここは響きがいいと申しましたが、格別のものでした!!



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テーマ:落語 - ジャンル:お笑い

吹田 さんくす寄席~'11 2/13  【2011/02/16】 上方落語会 ええわ~~~

2/13(日)14:00~ 吹田 さんくす寄席
さんくす一番館4F さんくすホール 木戸銭:当日券1000円
※(開催日:2月・4月・6月及び7月・9月・11月の第2日曜日)

笑福亭 呂竹     「牛ほめ」
林家 染左      「壺算」
桂 宗助       「禍は下(わざわいはしも)」
桂 雀松       「住吉駕籠」


☆ ねたのたね ☆彡に載ってない落語会を山ちゃんに教えていただきました。
それも宗助はんが出はると。
この日は伏見の蔵開きを予定に入れていましたが急きょ変更。吹田は近いしね。
山ちゃん、ありがとう(^_-)-☆

呂竹さんは「牛ほめ」
例のほめ方を教えるヤツですが、ほめるというのは実に難しいですね。懐のあんちょこを覗き込みながらの所作が首を下に倒しすぎて声が聞き取りにくいかな。

サゲは、「この穴へも秋葉はんのお札貼っときなはれ」

染左さんは「壺算」
初めに渡した三円(番頭はんの手元)+買い取ってもらったつぼが三円(番頭はんの手元→徳さん→番頭はんの手元)=六円(二荷入りのつぼ)となる筈が三円。
計算は合うが、お金が足りない・・・錯覚を利用したマジックですね。

宗助はんは「禍は下」
旦さんは、夜網を打ちに行くと言って妾宅へ。
丁稚の定吉が、旦さんの取ったお魚をお土産に・・・・・

①「これメザシっちゅうて、仲のええ魚でんねん、ずら~と竹串くわえてこう並んで泳いどりまんねん。それを旦さんパッと網打ちはったん」
②「これね、チリメンジャコいいまんねん。これ団体で泳いどりまんねん。それを旦さんパッと・・・」
③「それね、蒲鉾いいまんねん。魚のくせによー泳ぎまへんねん、板につかまって泳いでまんねんで。そこを旦さんがパッと・・・」

ここのクダリのテンポといい、定吉のアンポンタンが憎いほど上手い宗助はん!!


丁稚の定吉が羽織を、妾が袴をたたんでこれを持たせて先に帰らせるが、御寮さんに羽織袴を出すと妾宅へ行ったことがばれてしまう。

「どうしてわかったんです」
「羽織をこんなに汚くたたんだのに、袴をきれいにたためるはずがないやろ」
「あっ、災いは下から」

トリは「住吉駕籠」で雀松さん。雀松さんは久しぶりですね。
「片棒」の 島之内寄席以来かな。。。

茶店の親父さん・お侍さん・酔っ払い・堂島の相場師らの変な客ばかりを相手にする駕籠ひきの二人。

酔っぱらいに絡まれるクダリは好きやなぁ~。
話が堂々巡りになってなかなか前に進まないのよね。
この酔っぱらいのしつこさが酔っぱらいらしくていい。
でも酔い醒ましのからかいなんだけどね(笑)

酔っぱらい、お上手やわ~雀松さん!!

いやぁ~リズミカルで、すーっと耳に飛び込んでくる。あ~、この雀松さんのしゃべくり大好きや!!!




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動楽亭 桂米朝一門 昼席~'11 2月席  【2011/02/07】 上方落語会 ええわ~~~

2/5(土)14:00~ 動楽亭
アクセス…地下鉄御堂筋線/堺筋線「動物園前駅」1番出口すぐ。
コンビニampm横の階段から2階へあがる。

桂 小鯛      「煮売屋」
桂 しん吉     「ふぐ鍋」
桂 よね吉     「商売根問(しょうばいねどい)」
桂 雀々      「遺言」

ー 中入り -

桂 米平      「稲荷俥」
桂 宗助      「骨つり」


今回はマンションのワイワイクラブの仲間との落語会です。
オオちゃん・ミナちゃん・ハマちゃん・イシちゃん・わたし。
そこへこの会のワイワイぶりを聞きつけたウラちゃんが参加したいと。
どうぞどうぞ、ご参加くださいな。
ウラちゃんは初の生高座・・・・・ハマルやろな(笑)

トップは都丸師の桂塩鯛の襲名に伴い、とま都から改名した小鯛さん。
“東の旅 発端”から「煮売屋」です。前座ネタといわれるものですね。
二本の小さな拍子木を持って、叩き分けながらしゃべり出します。
リズミカルな音同様に、軽快な例の喜六と清八のやりとりが楽しい。

つづいて、しん吉さん。

「ふぐ鍋」・・・ふぐのことを『てつ』と言われるのは、鉄砲のてつ。
弾に当たる、偶(たま)に当たると掛けてはるんですよね。
毒があるので、毒味をさせようとしたら反対に毒味をさせられた噺。
しん吉さん、上手くなったなぁ~。みんなにも好評だったですね。
なかなかの軽妙な語り口・・・・・うん!!

よね吉さんは吉朝師匠入門の頃に稽古をつけてもらったという「商売根問」を。
雀たちがアルコール分が大量に含まれている、こぼれ梅ちゅう(味醂の粕)を食べて、酔うところが楽しいね~
みんなが謳う“黒田節”が“与作”になったり、小鯛さんの「煮売屋」で出てくる“庭醒め”が登場したりと、クスグリもいっぱい。いや~上手やわ~よね吉さん。

「お次はわたくし、ケイジャンジャン(桂 雀々)でございます。ようこそ動物園前の秘密クラブへようこそ!」(笑)
「中トリまでがバラティ部門で、このあと2席が本格派でございます」(笑)
「これが寄席の色変わりで、相撲協会もおんなじでございます」(笑)
「プロレスもショーですよ。でも昔、ラッシャー木村の試合後のインタビューで「この~バカヤロー、あいつ本気で殴りやがって!」は笑えたわ」(笑)
喜丸さんや米團治さんの天然話などでマクラがいっぱい(笑)
ネタの「遺言」も、相変わらずの一生懸命の汗だくでええわ~
源兵衛の弟のボケぶりは笑える・・・・・ギャハハ!(笑)

中入り後、でっかい体の米平さん。
毘沙門さんが弁天さんに、手ぬぐい(手紙というところを間違えて、懐から出したのは手ぬぐい(笑))を託けます。
「ムカデ、まだ出発してないのか?」「いま、わらじを履いてます」

「途中でウケてサゲでウケない」(笑)
神さまのおつかわしの話から「稲荷俥」へ。
顔も体も大きいので、所作のキレが難しいのかな、、、


大トリは宗助はん。
釣りの話をいろいろとマクラに、大川で船遊びをする本題の「骨つり」へ。
落語によく出てくる中途半端にマネして失敗するおかしさ。
石川五右衛門といい、登場人物の芝居がかった声といい、所作がうまい!
ここ動楽亭は、鳴り物(生)の響きがとても心地よく感じます。
宗助さんがお芝居を趣味にされているのがよ~く分かるわ~

仲間のみんなも「すごくいい声」&「玄人好みの芸」と、すこぶる評判が良かったですね。

あ~~~、楽しかった!!!


会場で、こんな写真を見っけました。
クリックすると拡大します。


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