左京区下鴨の北山にある古今の名画を陶器の板に転写して展示している屋外美術館 「京都府立陶板名画の庭」にやってきました!
安藤忠雄氏設計の施設なんですね。
では、全部で8点の陶板画を、庭という名のとおり屋外で鑑賞しましょう。 なんでも、世界で初めての試みだそうです。
陶板画ってどんなもの?
陶板画は原画を撮影したポジフィルムから写真を製版して転写した陶板を焼成して鮮やかな色を出したもので、それを組み合わせて一つの巨大な絵画としたものです。 変色も腐食もしないので永く保存することができ、焼物と芸術の複合した新たな芸術ジャンルと言われています。 (京都府立陶板名画の庭サイトより記載)
モネ作「睡蓮・朝」200cm x 1275cm(ほぼ原寸) うひゃ~~、光の加減でうまく撮れんかったわ(涙) 水の中に絵を置くなんて、陶板画ならではですね。
<伝>鳥羽僧正作「鳥獣人物戯画」甲巻60cm x 2262cm、乙巻60cm x 2400cm(縦横原寸の2倍) かわいい絵柄やね・・・・・誰かの頭が邪魔けど(笑)
レオナルド・ダ・ヴィンチ作「最後の晩餐」432cm x 886cm(ほぼ原寸) 「最後の晩餐」の謎は諸説いろいろありますが、わたしには分かりません。 ナイフを持つ男がなんなのかも。。。
<伝>張澤端作「清明上河図」35cm x 1200cm(縦横原寸の約2倍)
スーラ作「ラ・グランド・ジャット島の日曜日の午後」205cm x 305cm (ほぼ原寸)
ルノアール作「テラスにて」100cm x 81cm(縦横原寸の2倍)
ゴッホ作「糸杉と星の道」92cm x 73cm(縦横原寸の約2倍)
ミケランジェロ作「最後の審判」1430cm x 1309cm(ほぼ原寸) でかっ!!日本で原寸大を観られるなんて、感動的!! これと同じ大きさの原画があるなんて、信じられません!!
右下の人物の比較するとその巨大さがわかりますね。
この絵も逸話がいろいろとあるようです。 当初、ミケランジェロはすべて裸体で描いたそうです。 ところが、バチカンの枢機卿の一人におとがめを受けて、 局所を蛇や巻物で隠したような・・・・・
「地獄八景亡者戯」 ・・・・・わたしもこのように、地獄へ引き込まれないように精進しよ(笑)
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