『茨木春日落語会』【○○さんのお宅】 11/7（土）第一部 14:30～　
　　
演目　
一席目　　「しりもち（尻餅）」
二席目　　「ふぐ鍋」


久しぶりにTOTOさんとやってきました。
調べてみますと、交通機関が大混乱したあの大雪の日以来です。

米朝が文化勲章をいただき、米朝の家も事務所の方も胡蝶蘭でいっぱいだそうです。
人間国宝のときも胡蝶蘭でいっぱい。
鯛も毎日のように届くので、鍋をするんですが毎日毎日、鯛なべ。
さすがに米朝も厭きたのか、「吉弥、ボンカレーこうてきてくれ」（笑）

年の瀬が迫ってきたので、その風景をと、「しりもち」へ。
ちんつき屋（餅つき屋）も頼めない貧乏所帯の夫婦。
せめて近所の手前、ちんつき屋が来た雰囲気を近所に聞かせたい。
なので、ちんつき屋とあるじを演じ分け芝居をしだします。

かかあのお尻をペッタン、ペッタン、ペッタン、ペッタン
劇中劇ですね。だんなとかかあの掛け合いが楽しい～
吉弥さんの両手をたたいて餅つきの音を出すところは見所です。
スピードを上げてのペッタンペッタン、ペッタンペッタン、ペッタンペッタンはリズムがあってノリノリでしたね。

「お家、あと二臼でおます」
「あとの二臼は、白蒸(しらむし)で食べといて」がサゲ。

吉弥さんも弟子を取るようになったそうです。

「やっぱり“弥”がつく名前を・・・どんなんがいいでしょうね」
すると、客席から「弥吉は？」
「・・・ただ、ひっくり返しただけやない」（大笑）

「あまり可笑しな名前を付けると駅などで、
『まん我、歌々志、都んぼにいさ～ん！！！』と呼ぶと、周りが変に思いますねん」（笑）

「弥フー（Yahoo）なんていま風ですが・・・桂 弥フーです・・・ちょっとねぇ～」（笑）
「それで、桂 弥太郎に決めました」
三菱グループの創始者として知られた人物である、高知県出身の岩崎 弥太郎さんから取ったそうです。

「河豚鍋」・・・ふぐのことを『てつ』と言われるのは、鉄砲のてつ。弾に当たる、偶（たま）に当たる。掛けてるんですね。
毒があるので、毒味をさせようとしたら反対に毒味をさせられた噺。

「みなさん、オチわかりましたか？」
「ときどき、オチがわからなくてポカンとしてるお客さまがいらっしゃいます」
とは吉弥さん。わかりますよね、みなさん（笑）

次回は来年の3月だって・・・・・だんだん間隔が開いてくるなぁ～

さ～てと、立ち呑み処『ぽすと』にでも行きますか！